2009年5月22日金曜日

《詩の騎り手》の詩騎手

 ちなみに、嘲勿上网游?? rmt人(アザト)騎士団長の話というのは……。
「おまえ! わPerfect World rmtが騎士団に入らないか!」
 ……というものだった。もちろん丁重にお断りした。旅の途中、何度も何度も勧誘されたが、頑としてアラド戦記断りつづけたリネージュ2 rmt。《そんな立派な体格を活(い)かさないのはおしいことだぞ》と言われたが、時空をこえてやってきたのは専業人殺しになるためではない。
 荷台の奥には、食料その他をつめこんだ木箱の上に、騎士たちの武器や防具が入っている大きな革袋がおいてあるのだが、その革袋はわずかにあいており、そのすきまから何かいやな臭いのする道具がのぞいて見えるのだ。道具の先端は革の布で綺麗におおわれていRagnarok rmtるものの、山奥で遭難して連続殺人鬼の屋敷に入ってしまったような恐怖感はぬぐえない。

 地球に送信した情報は、教会勢力や騎士たちのこと、五十年前に起きた《聖戦》のこと、近々夜明け市で起こる戦争のこと、リリパット人たちの言葉の端々(はしばし)から判断してこの地域は《王》なる者が支配する封建国家らしいということ。返信は、四人の地球人の心配げな便りと、もしもの場合はただちに《ガリバー》を呼びよせるようにというありがたい忠告だった。